姫路城の歴史・城主 [兵庫県]
姫路城は別名・白鷺城と呼ばれる。
江戸時代初期に建てられた天守や櫓等などが現存し、
国宝や重要文化財、特別史跡、世界遺産、日本100名城などに選ばれている。
最初に築城したのは14世紀に赤松貞範とする説が有力で
ちゃんとした城と呼べる規模にしたのは
戦国時代後期の小寺氏の家臣、
黒田重隆・職隆父子(黒田官兵衛の祖父・父)とも言われ、
長い間黒田家の居城となった。
織田家に属した黒田官兵衛は
羽柴秀吉が西進するにあたって播磨攻めを開始すると
姫路城を譲り渡す。
関ヶ原の戦いの後に城主となった池田輝政により
今のような大規模な城へと改修された。
江戸時代には池田氏の他、
本多氏・榊原氏・酒井氏・松平氏が入り、
酒井忠邦が最後の城主となり
明治の版籍奉還を迎えた。
昭和になり、
太平洋戦争では空襲に見舞われるが
奇跡的に焼失を逃れ、
今に至る。
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